ヤマハジュニアピアノコンクール(YJPC)について

はじめに

ヤマハは、「すべての人がもっている音楽性を育み、自ら音楽をつくり、演奏し、楽しむことの出来る能力を育て、その音楽の歓びを広くわかちあう」ことを教育理念に掲げており、これまで、多くの音楽学習者の育成と音楽教育活動を展開しています。

ヤマハジュニアピアノコンクール(通称YJPC)は、は、この理念を踏まえ、15歳以下のピアノ学習者を対象に、自由な表現と演奏の幅を広げる場として2016年から開催されています。

ピアノは300年以上の歴史を持つ楽器であり、西洋音楽の進化とともに多くの作品が生まれました。その後、クラシック音楽以外のジャンルやスタイルの登場により、ピアノはさまざまな音楽シーンで活躍し、現代では多様な音楽の時代になりました。ヤマハジュニアピアノコンクールでは、多様化する音楽ジャンルを問わず、自由に演奏曲を選ぶことや編曲演奏が特長となっています。

私ども株式会社 日本楽芸社は、上記の考え方に賛同して、当コンクールを行うと共に、参加者の皆様をサポートしております。

YJPC 開催概要

演奏曲について

1.課題曲

コンクール事務局から指定された楽曲および編曲によるソロ演奏

 

※編曲演奏はグランドファイナルで実施

2.自選曲

出場者自身が自主的.に選んだ楽曲
によるソロ演奏

※自選曲は既成曲、編曲作品、および音楽様式、音楽ジャンルは問いません。自作曲は不可

1.課題曲について

課題曲はクラシック音楽です。「バロック様式」「ロマン派様式」「古典派様式」からピアノを学ぶ上で大切な過程にある今の時期に、ぜひ学び、興味を持ってもらいたい楽曲のスタイルとして、この3つの様式から選曲しています。メロディーやハーモニーの美しさに加え、楽曲の時代背景やその時代ならではの音楽の成り立ち、演奏表現などを経験してもらいたいという願いから選定しています。

この先、クラシック音楽の勉強をさらに深めたい、ポピュラー音楽の勉強をしたい、ピアノ以外の楽器を演奏したい…どんな道に進む方にもきっと大きな土台となっていくことでしょう。

2.自選曲について

ヤマハジュニアピアノコンクールでは、音楽のジャンルにかかわらず、「弾きたい!」と思う楽曲を演奏できるのが特長です。出場者本人が表現したい音楽や弾きたい曲、得意な曲を持つことを大切にしたいと考え、その願いを込めて「自選曲」と名付けています。演奏する人の個性が存分に発揮できる楽曲を選曲してください。

ジュニア部門:エントリー・一次選考について

日本楽芸社からの推薦・選出については、その年ごとに適宜行っております。お通いの教室スタッフや担当の先生に相談してみてください。