お引っ越しなどでピアノ売却を検討される方へ
はじめに
どなたにもピアノには愛着がありますが、大きく重たい楽器であり、お引っ越しやスペースの制約に直面する時に、移動や売却についてお悩みになることがあります。
特にアパートや集合住宅に住んでいる場合、ピアノの移動や保管は課題となることがあります。この記事では、ピアノの移動と売却、そしてお引っ越しに関連する考慮事項について掘り下げて、解決方法を考えます。
お引越しの際のピアノ移動についてお客様が悩むこと
①ピアノの移動手配
ピアノの移動は専門的な技術が必要です。
家屋には階段や狭い通路があり、一般の運送業者がピアノ移動の際に家屋と楽器を傷つけた事例も多数あります。
ピアノを運ぶ際の手配は、引っ越し期日に余裕を持ち、慎重に業者選択をしましょう。
②新しい住環境のスペース確保
引っ越し先がアパートや集合住宅の場合、ピアノ設置の制約に直面する可能性があります。
ピアノを配置するためには広いスペースや適切な場所（音の問題）、また耐重量の確認が必要です。
新居の間取りやスペースの確保を考慮し、ピアノが設置できるか可能性を検討しましょう。
③一時的な保管の必要
引っ越しの際、ピアノを一時的に保管する必要が生じることがあります。
自宅が未完成であったりして移動先がまだ整理されていない場合、適切な配置場所を模索する期間などで、一時的に保管する場所を確保する必要があります。倉庫など専門業者を活用するか、友人やご家族の手助けを借りることを検討しましょう。
④ピアノの売却の検討
移動やスペースの制約により、ピアノの売却を検討することもあります。
引っ越し先でのピアノの配置が難しい場合や、新たな環境では、電子ピアノやキーボードを使用することを考える場合もあります。これらの方法は、ピアノと比較してコンパクトで移動が容易であり、スペースの制約に対応できるからです。
売却を検討する場合は、楽器買取業者やオンライン売却フォームを活用し、適切な評価と手続きを行いましょう。
これらの悩みを解決する方法
それでは、上記のような悩みを解決する方法を考えていきましょう。
①ピアノの移動手配
福岡近郊に所在する日本楽芸社では、ピアノの設置・移動はすべてピアノターミナルナカムラ に委託しております。安心の実績があり、適正な価格で作業できるピアノ専門の移動業者です。前述の通り、ピアノ移動には専門的な技術が必要ですので、相応の業者を選定することをおすすめします。ピアノターミナルにお問い合わせの際は「日本楽芸社のブログを見た」とお伝えください。
福岡以外のお客様であれば、近隣のヤマハ特約店に相談されることで解決できるはずです。
②新しい住環境のスペース確保
アコースティックピアノは、お隣さんと隣接していない側の壁面に設置することをオススメします。またお引越しの際にどうしても隣人との関係が気になる場合はピアノの消音ユニット取り付けもオススメ致します。
また部屋の「耐重量の確認」が必要と記載しましたが、住居居室の床の積載荷重は法令で『1平方メートルあたり約180kgの荷重に耐えること』と定められております。たとえばヤマハアップライトピアノは230kg程度ですので4人家族用冷蔵庫と同じくらい。
つまり通常であれば問題はありません。もし心配であれば、専門業者に確認されることをオススメいたします。
③一時的な保管の必要
福岡市近郊でピアノ一時的に保管が必要になった場合は、まずは下記連絡先から日本楽芸社までご相談ください。
往復の運送料金を含めたお見積りを提示いたします。また弊社で一括して作業請負いたしますので、納入前にメンテナンスを行ったり、調律・補修を行うことで、必要になる費用を抑えることが可能です。
ピアノは湿度と温度変化が苦手ですので、ある程度、変化がないように管理されている環境であることが好ましいでしょう。
④ピアノを手放す
これまで記載した解決方法ではなく、ピアノ売却を選択することもあります。
日本楽芸社は、ピアノ買取専門業者ではなくヤマハ音楽教室を運営する総合楽器店です。お客様の手放したい楽器をできるだけ高く買い取り、丁寧にメンテナンスを行った後に、次のお客様にお譲りします。
アコースティックピアノをやむなく売却し、電子ピアノやキーボードを購入される場合も、弊社ですべて包括して提案いたしますので、ぜひご相談ください。
またオンラインフォームもオススメですが、近隣のヤマハ特約店や中古ピアノ販売業者に相談すると、長く大切に使ってくれる次の演奏者の手に渡る可能性があります。
